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レッスン中に"できる子"ばかり見てしまう問題

2026年06月10日 22:28

レッスン中に"できる子"ばかり見てしまう問題


レッスン中、気づいたら


  • 振付をすぐ覚える子

  • 前で大きく踊る子

  • 反応が良い子

  • 上手な子


ばかりに目がいってしまう――。


そんな経験はありませんか?

実はこれ、多くのインストラクターが無意識にやってしまうことです。


でも、この状態が続くと

“見てもらえていない子”が増えてしまうことがあります。


今回は、レッスン中に起こりやすい「できる子ばかり見てしまう問題」と、その改善のコツをお伝えします。

なぜ"できる子"に目がいくのか?


これは決して悪いことではありません。


できる子は


  • 反応が早い

  • 指導に応えてくれる

  • 見本として使いやすい

  • レッスンが進めやすい


ので、自然と目に入りやすいのです。


特に忙しいレッスン中は、

“分かりやすい子”に意識が向きやすいのは当然とも言えます。

でも、そこで起きること


問題は、

“できる子だけが見られている”ように感じる子が出てくることです。


例えば、


  • 後ろで静かに踊っている子

  • 間違えるのが怖くて小さく踊る子

  • 覚えるのに時間がかかる子

  • 反応は薄いけど頑張っている子


こうした子たちは、

「自分は見てもらえていない」

と感じやすくなります。


すると、


  • 発言しなくなる

  • 挑戦しなくなる

  • 自信をなくす

  • レッスンへの意欲が下がる


という流れにつながることがあります。



大切なのは、"全員を同じように見る"ではない

ここで誤解しやすいのですが、

全員を平等に同じ時間見る必要はありません。


大切なのは、

“全員が見てもらえていると感じられること”です。


つまり、

  • できる子を見る → OK

  • でも、それ以外の子にも視線と言葉を届ける → これが大事


改善のコツ①意識して"後ろの子"を見る


レッスン中、前の子ばかり見てしまうなら、

まずは意識的に

後列や静かな子を見る時間を作ることから始めてみてください。


例えば、


  1. 振付を見せたあと、一度後ろを向いて全体を見る

  2. 「今、後ろの列すごく揃ってたよ」と声をかける

  3. 静かな子の小さな変化を拾う


これだけでも、子どもの反応はかなり変わります。


改善のコツ②"できていない子"ではなく"変化している子"を見る


目につきやすいのは、


  • すごく上手い子

  • すごくできていない子


の両極端です。



でも本当に大切なのは、

“少し成長した子”を見つけることです。


例えば、


  • 昨日より声が出た

  • 前より大きく踊れた

  • 止まらず最後まで踊れた


こうした変化を言葉にすると、

その子の自信につながります。

改善のコツ③名前を呼ぶ


これはシンプルですが、とても効果があります。


  • 「〇〇ちゃん、今のリズム良かったよ」

  • 「〇〇くん、さっきより大きく踊れてるね」


名前を呼ばれるだけで、

“ちゃんと見てもらえている”という安心感が生まれます。


特に自信がない子には大きな効果があります。

改善のコツ④見本役を固定しない

いつも同じ子に


  • 「前でやってみて」

  • 「見本お願い」


としていると、役割が固定化しやすくなります。



もちろん上手い子にお願いする場面は必要ですが、


  • 今日はこの部分を〇〇ちゃんにお願いしてみよう

  • ペアで見せてもらおう

  • グループごとに発表しよう


など、見せる機会を分散するとクラス全体の参加感が上がります。


先生の"視線"がクラスの空気を作る

子どもたちは、先生が誰を見ているかを意外とよく見ています。


  • いつも褒められる子

  • あまり声をかけられない子


その差が続くと、クラスの空気にも影響します。


逆に、

“みんなを見ている先生”という安心感があると、挑戦しやすいクラスになります。

まとめ

レッスン中に“できる子”ばかり見てしまうのは、誰にでも起こることです。


でも大切なのは、

“できる子だけが見られている状態”を作らないことです。


  • 後ろの子を見る時間を作る

  • 小さな成長を拾う

  • 名前を呼ぶ

  • 見本役を固定しない


この意識だけでも、クラスの雰囲気は大きく変わります。



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